出来る上司ほど部下をダメにする

先日の全社昼礼で話した内容です。なかなか伝わらないので文章に起こしておきます。

一人前の仕事をするためには、いくつかのプロセスを経なければならない。例えばそれは、問題意識を持つことだったり、課題解決のための情報収集だったりする。その上で問題解決の仮説を立て、実行することになる。実行するためには関係各方面への調整も必要で、この時点でコミュニケーションの前提である相手を理解する能力が求められることになる。

そこで、「できる上司」が登場する。彼はそれまでの経験や彼自身の能力から、即座に部下に対して解答を提示する。答えを提示するばかりか、解決方法を事細かに指示したりする。指示通りに動くことで、結果責任を問われることもなく、うまくいけば評価が良くなるのだから・・・かくして部下は、指示待ち人間になってゆく。
「できる上司」は、こうして部下の自立する機会をことごとくつぶし、組織としては自立的な成長を止める。標題のフレーズが意味することは、多分こういうことなのだ。

ゆえに上司は、部下を育てることができる「スーパー上司」を目指さなければ、上司たる意味がない。肝に銘じていきましょう!

このニュアンスが、語りだけでは伝わらない。これを理解してもらえたら、組織はしっかり成長するのだろう。